UNION CRAFTSMANSHIP AWARD2022 結果発表

2022.12.8
Event & Seminar

Goals

SDG目標

ユニオン協力工場の20社がエントリー

ユニオン協力工場のうち20社がエントリーし、SDGsに配慮した「思わず手に取りたくなる、リビング空間を彩るモノづくり」をテーマにした作品を制作。 廃材を使用したり、伝統工芸の保護に貢献する作品を制作したり、各社それぞれが工夫を凝らしました。審査はユニオンの全社員がコンセプト・SDGs・新規性・実現性の4つの項目で審査し投票を行っています。

受賞作品は下記の通りです。

 

〇最優秀賞 株式会社大和合金製作所:A to Fライトー日本の文化、災害と環境にあかりを灯すー

Alumite-Box-Culture-Disaster-Enviroment-Future

産業廃棄物のアップサイクルをテーマに、アルミニウムに永く使えるアルマイト処理を施した廃材で作られた照明。デスクや寝室のサイドテーブルに置いて使用することが可能です。柔らかな光を実現し同時に後継者不足に悩む和紙業界の発展に少しでも貢献できるよう、職人の手によって丁寧に作られた和紙を採用しています。パンチング素材と面によって違う暖かな和紙の色合いが未来の文化、産業を明るく照らします。

 

〇優秀賞 TAISEI株式会社:TAISEI 2023 LASER CALENDAR

 

〇佳作 株式会社富士熔工所:リバーシブル箸置き

 

〇佳作 株式会社テクノサカノベ:廃棄していた積層強化木の端材を利用したステーショナリー

 

〇デザイン賞 三栄ステンレス工業:ステンレスのヒンメリ 短くなった溶接棒の再利用

 

〇技術賞 有限会社今岡製作所:永年(え~ねん)カレンダー

 

〇特別賞 有限会社鍵平製作所:廃番品でのサイドテーブル

 

 

関西大学の学生とのコラボ

20社のうち4社が関西大学の学生と共同で作品の制作を行いました。 工場見学から始まり、企画から試作、コンセプトシートの作成まで携わり、各工場に新鮮な視点をもたらしました。 4社のうち1社は見事最優秀賞を受賞しています。

 

 

持続可能なものづくりを目指して

このアワードを通して、新鮮なアイデアや新しい技術、そして新しい繋がりが多くの場所で生まれました。 何より楽しみながらSDGsと向き合い、多くの人を巻き込んで制作を行えたことは確実に今後の持続可能なものづくりに活かされると思います。 今後とも当社は様々な取り組みを通して、環境や社会にとって、そして私たちにとっても、優しいものづくりを継続して行います。 そして、製造委託先や教育期間などとのパートナーシップをさらに推進して、SDGsの達成をめざします。