2023年度の活動

2023年度、昨年春に設定した目標に対し各項目ごとにどのような取り組みを行ったかを報告いたします。

【開発・設計】での目標と具体的な取り組み

■ドアハンドル部品の共通化を推進し、無駄な調達を削減
→ 2023年度中に共通化可能な部品の調査を完了
《 2023 》
部品の共通化が可能な製品のリストアップを完了。
24年度に部品の選別と品番付けの作業を行う。

■環境負荷の低い材料の積極採用、リサイクルが可能な単一素材や分解できる構造の製品開発
→ 循環をテーマとして製品開発を行う
《 2023 》
単一素材での製品シリーズである、LAMOE・UNIMOをリリース。新シリーズも開発中。
アーキズム新製品として、廃棄のデニムを採用したドアハンドルもリリース。

■伝統技術を活用した新製品開発による技術の保護と発信
→ ユニオンのものづくりの姿勢を示した最高級ブランドRomanteの開発とカタログ発刊、イベントやSNSを活用した技術の発信
《 2023 》開発中

■製品情報に関するシステムを充実させ、ノウハウを共有化する
→ 表面処理のデータベース化を実現（2023年度）
《 2023 》
情報の整理が完了。
2024年度運用開始を目指し、データベースへの流し込み作業中。

【調達・物流】での目標と具体的な取り組み

■グリーン調達の実現
→ 協力工場への方針説明・現状の調査を完了（2023年度）
※グリーン調達とは：製品やサービスの調達プロセスにおいて、環境に配慮した選択を行うことを目的とした調達手法です。企業が環境負荷を低減し、社会的責任を果たすために重要な取り組みの一つです。
《 2023 》
グリーン調達方針・有害物質リストを作成し、運用開始。

■ペーパーレス化の推進
→ 調達面における請求書・納品書をWEB上の運用に切り替え
《 2023 》
請求書のデジタル化が完了。

【操業】での目標と具体的な取り組み

■温室効果ガス排出量の削減
→ カーシェア・公共交通機関・電動アシスト自転車使用を推奨
→ 温室効果ガス排出量の計測とSBTコミットへの登録（2023年度）
→ 排出ガス削減を目指し、大阪支店の営業車を5台に削減（2023年度）。共有車とし、順次PHV車に切替。東京支店は2024年度を目途に実施。
《 2023 》
営業車を大阪支店5台に削減、東京支店は順次削減中。カーシェア・公共交通機関・電動アシスト自転車使用を推奨。
電気使用量の削減を目指し、継続して計測中。

■健康経営の推進
→ 全社員の一年に一回の健康診断
→ 健康経営優良法人2024の申請
《 2023 》
全社員の一年に一回の健康診断は引き続き実施済。
健康経営優良法人2023取得。

【販売】での目標と具体的な取り組み

■配達時の排出ガス削減
→ ルート配送車をEV車に変更。流通センターとユニオン本社に充電設備を設置
《 2023 》
運用方法やコストを考慮した結果、現状では実現が難しいためHV車でも検討中。

■梱包仕様の効率化を推進
→ 置き式消火器ケースの2台1梱包の推進
《 2023 》
出荷ミスを誘発せずに実現できる方法を検討中。

【製品の廃棄】での目標と具体的な取り組み

■廃番品の販売
→ 廃番品のセレクトオンラインショップでの在庫販売
《 2023 》
4earth・建材サルベージでの販売を開始。

■返品製品・部品・サンプルのリユースの促進
→ カシメ済みの返品可能な品質のレバーの再利用、レバー座の再在庫化（分別ボックスの作成）
《 2023 》
分別ボックスを大阪支店・東京支店に設置。再利用できるものは再利用していく運用を開始。

■リペアサービスの取り組み
→ ホームページ・カタログへの掲載とホームページ上で依頼が出来る仕組みの構築
《 2023 》
実績写真と動画を撮影。HPのデザインも決定し、2024年リリース予定。